他の選手と同様に路面グリップの悪さに苦戦していると語るバレンティーノ・ロッシ。10番手とQ2圏内の順位で初日を終えたが、課題になるのは土曜日のFP3だ。10番手よりもポテンシャルが高いと感じているようで予選内容に期待したいところだ。バレンティーノ・ロッシ

コンディションは悪いものの内容はポジティブ

バレンティーノ・ロッシ

「路面グリップが非常に悪いのでコンディションは非常に難しいですね。リアタイヤのスライドやスピンを可能な限り抑える、ミサノとは全く異なるライディングが求められます。ただ、それを除けばバイクのフィーリングはそこまで悪くありません。」

「自分のペースは悪くありませんし快適に走行ができています。明日は多くの選手が改善してくるでしょうから、もちろん多くの作業が必要ですが、初日の内容としては悪くないでしょう。初日は10番手ですがポテンシャルはもっと高いと思います。」

バレンティーノ・ロッシ
「午後にはメインストレートでの風がさらに強くなり、走行が非常に難しくなりました。最終コーナーを抜けると風を遮るものが何もありませんからね。ストレートエンドで風の強さがかなり変わるので、バイクが全く安定しません。これは非常に恐ろしいことです。」

「ですが、明日には風が少しマシになる予報です。明日のFP3走行が非常に重要になるでしょう。トップ10に入ることが非常に重要で、誰もが最大限プッシュしてくるはずです。練習走行の後は予選を全力で走り、前2列を獲得したいと思います。」

「今現在はリアソフト、ミディアムタイヤどちらで行くか悩んでいます。最終的な判断を下す前にさらに走行する必要があるでしょう。通常このトラックでは、2日目にグリックレベルが改善してきますから、明日の状況をしっかりと確認することが必要でしょう。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)