DucatiコルセはEsponsorama Racing(Avintia)と共に、エネア・バスティアニーニ、ルカ・マリーニと2021年のMotoGP参戦に関して契約を締結した。
バスティアニーニは1997年生まれ、2014年にMoto3に参戦した。2016年はランキング2位、2019年はMoto2にステップアップ。2020年は3勝、7つの表彰台を獲得している。現在のランキングは2位で、7ポイント差でリーダーを追う。
マリーニも同様に1997年生まれ。2016年にMoto2に参戦し、2018年よりVR46から参戦して初優勝を記録。2019年は2勝し、今年は3勝、5つの表彰台を獲得している。現在のランキングは3位で、23ポイント差でリーダーを追う。
しかしティト・ラバトがAvintiaと2021年まで契約を結んでいたはずであり、その契約はどこに行ったのかなど、詳細は徐々に明らかにされるだろう。
2人の若手ライダーがEsponsorama RacingからMotoGPデビュー
Ducatiジェネラル・マネージャー ジジ・ダッリーニャ
「2人の若きイタリア人ライダーとの契約をまとめ、2人が来年DucatiからMotoGPクラスにデビューすることを嬉しく思います。今年ラウル・ロメロのチームは、素晴らしいレベルでレースが出来ることを証明してくれました。これはDucatiからのテクニカルサポートが強化されたことも一因ですが、2021年も引き続きこのサポートを体制を続けていきます。」
「マリーニとバスティアニーニは今年素晴らしいレベルを示していますし、2人がMotoGPに昇格するレベルであると証明出来たと言えるでしょう。Ducatiは彼らが必要とするサポートを全力で提供します。Ducatiは今後も若いライダーの育成に力を入れていきます。これは既にフランセスコ・バグナイアが2019年にPramacレーシングからデビューし、2021年にファクトリーチームに加入することからも明らかでしょう。」
エネア・バスティアニーニ
「MotoGPに参戦するのは夢のような状況です。自分にとってのヒーローであるケーシー・ストーナーが乗っていたDucatiに乗れるなんて最高の気分です。自分にとって成長の大きな機会となるでしょうし、Moto2チャンピオンシとしてチームに参加したいと思います。子供の頃から支えてくれた家族、そしてマネージャーのカルロ・ペルナットに感謝したいと思います。自分を信じてくれたDucati、そしてEsponsorama Racingを失望させないと約束します。」
ルカ・マリーニ
「2021年にMotoGPで走行出来る機会は、自分にとって夢が叶った瞬間です。すべてのライダーが子供の頃から憧れていることですね。Sky Racing Team VR46と共に3年戦い、多くの経験を得ることが出来ました。共に成長し、最初の目標を達成することが出来ました。今後はMoto2で厳しい戦いが待っています。最大限の力で最高の結果を得るために戦っていきます。」
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of Ducati)