イケル・レクオーナは最終戦のポルトガルGPを新型コロナウイルスのために欠場する。そして代役として参加するのはKTMテストライダーの一人、ミカ・カリオだ。カリオはペドロサの影になって存在が薄くなっていたが、初期のRC16の開発に大きな貢献をした人物だ。
全く事前知識がない中で挑むレースとなる
ミカ・カリオ
「チームやミケルにとってはつらい時期です。イケル・レクオーナは最終戦をスキップすることになってしまいます。今年はほぼバイクに乗っていないので大変だと思いますね。新しいトラックでどの程度のスピードで走行出来るか楽しみです。クルーも自分にとっては新しい顔ぶれですから学習すべきことが沢山でしね。ベストを尽くしますよ。」
「MotoGPバイクで走るのはいつもいいものですし、こうしてエルベ・ポンシャラルのチームで走れるのは嬉しいです。世界最高峰のバイクでシーズン最終戦というのは最高のシチュエーションです。まったく事前知識はありませんが、ベストを尽くして結果を出したいです。」
(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)