ヤマハ発動機は、欧州と北米で2020年限りでYZF-R6の販売を取りやめる。これはシンプルにマーケットの縮小、そして年々厳しさを増す排ガス規制、今後はEuro5への適合がコストに見合わなくなってきたためだ。
なお、ヤマハは欧州市場では2021年もトラックユースオンリーのR6に限り販売を続けるが、今現在は北米市場で2021年にトラックユースオンリーのR6が手に入るがどうかは不明だ。
日本市場では2020年以降に国内仕様が発売されると噂されていたが、いずれにせよ、2020年モデルが現行のYZF-R6のラストイヤーとなり、市販車の形で2021年海外モデルが発売される可能性、国内導入される可能性は正式になくなった。
Euro5に適合した新型の登場を願いたいが、今のマーケットの状況、このタイミングでモデルチェンジの情報がないことを考えると、2021年型のR6の姿を見ることは叶わない可能性が高いだろう。
(Source: yamaha)
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