今年チャンピオンシップ優勝したジョアン・ミルは、マルク・マルケスが今年不在だったからと言って、タイトル獲得の価値が霞むことは無いと語る。優勝回数は1回とは言え、他の誰よりも安定してポイントを稼ぎ続けた冷静な走りは、チャンピオンに必要不可欠なものだ。来年の直接対決が今から楽しみだ。
ジョアン・ミール

このスポーツはリスクを上手にコントロールする必要がある

ジョアン・ミル

「マルク・マルケスが今年のチャンピオンシップについてどう思っているか知りませんが、彼の意見は不要です。このスポーツにはリスクがつきもので、それをうまくマネジメントする必要があって、リスクの内側でコントロールする必要があるんです。限界を超えないことが重要です。さもなくば怪我をしてしまいますから。 その意味においては、昨年のマルクは。 アンタッチャブルでした。」

「しかし、彼は開幕戦でミスを犯してしまったわけです。 チャンピオンシップの中でメインライダーが怪我をしたことで他の選手がタイトルを獲得するチャンスを得ることもあるでしょう。しかし、だからといって、そのタイトルの価値が低くなる事はありません。もしメインライダーが不在だったことによってチャンピオンシップ優勝したことがカウントされないのだとしたら、ほとんどのチャンピオンは生まれていないと言えるでしょう。」

(Source: suzuki-racing)

(Photo courtesy of michelin)