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LCRホンダ 2026年までMotoGPへの参戦をドルナと合意

LCRホンダ 2026年までMotoGPに参戦

ホンダのサテライトチームであるLCRホンダは、チーム結成から25周年の2021年に、2026年までMotoGPへの参戦計画を延長することで、ドルナ・スポーツ、IRTAと合意に至ったことを発表した。

ルチオ・チェッキネロ率いるLCRはイタリアで1996年に設立された。LCRは2006年からMotoGPに参戦。参戦初年度は後にDucatiでチャンピオンに輝いたケーシー・ストーナー1台体制で挑み、その後はジャック・ミラー、カル・クラッチローなどを抱えた。

日本人の中上 貴晶がLCRホンダに加入したのは2018年。その後、中上 は右肩の怪我に苦しんだ2019年の後、2020年にマルク・マルケス不在のホンダで大活躍。LCRホンダのバイクで何度もトップ集団でのバトルを展開した。

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2021年は中上とアレックス・マルケス

2021年は中上 貴晶に加えて、2019年のMoto2チャンピオンであるアレックス・マルケスという布陣で挑む。なお、中上とアレックスが使用するのは型落ちではなく、2021年型のファクトリーバイクとなる。なお、2021年に入って、MotoGPクラスで2026年までの参戦を発表しているのは、KTM、Ducatiの2ファクトリーチームで、LCRがそれに続いた形だ。

ルチオ・チェッキネロ

「この場を借りて、初めて世界選手権への出場を認められた1996年1月から共にLCRチームの運営に携わってきた皆に感謝の言葉を述べたいと思います。あっという間の25年間でした。25年間に渡ってLCRのライダー達、スタッフと共にトラック内外で過ごしてきましたが、皆本当に献身的に勤めてくれました。」
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「LCRがIRTA、ドルナとMotoGPへの2026年までの参戦合意に至ったことを発表出来て非常に嬉しいです。最高峰クラスでさらに5年間戦えることが嬉しいですし、中上 貴晶、アレックス・マルケスと共に、ファクトリーバイクで新しいLCRの時代を作っていくのが待ちきれません。」

(Source: LCR)

(Photo courtesy of LCR, michelin)

knbn

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