リンスに限らずスズキライダー達に必要なのは予選結果の改善だ。予選内容さえ良ければレース開始直後に無理して追い上げることもなく、タイヤの摩耗も少なく、ミスの可能性も減る。リンス本人も語るようにもったいない転倒が続いているため、次回のレースでは今まで以上にFP3までに結果を出すことが求められる。
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テストの内容には満足
アレックス・リンス
「レースに関して欠けているのは予選のみです。スズキが常に3列目、4列目スタートであることは稀です。今後は予選をさらに改善していく必要があります。より集中して挑むことが必要ですね。」
「日曜日に転倒はブレーキングをハードにしすぎてリアが浮き上がり、一旦フロントをリリースして再度ブレーキをかけた際に転倒しました。路面が汚れたところでブレーキングをした結果転倒してしまったんです。転倒後はフロントウイングが1枚ない状態でも素晴らしいペースでした。もしそのまま走行出来ていたらと思うと、もったいない転倒でした。」
「テストでは2022年エンジンを試しています。テストの内容含めて満足いくものでした。またサスペンションセットアップや、その他の細かい内容をテストしています。ベースセットアップが向上したように感じておりユーズドタイヤでも高速タイムを記録出来ました。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of suzuki-racing)