ペトロナスのフランコ・モルビデッリは2019年型マシンながらスペインGPでは3位を獲得。その後のテストでは新しいセッティング、カーボンスイングアームなどを試した。このパーツについてはまだ新しいパーツのため、次回のル・マンでの使用についてはわからないと語る。[adchord]
今回試した内容は機能したと言える
フランコ・モルビデッリ
「興味深いテストでした。新しいアイテムや今までと異なるスイングアームを試しています。その後はブレーキングエリアの改善に集中していました。いつもよりも深いところまでベーキングができるセッティングを試していて、ブレーキングにおけるフィーリングが少し改善したと思います。」
「今回テストした内容がル・マンで生きてくればと思いますが、月曜日に行うテストは時に間違った方向に誘導されることもありますから注意しておくべきです。今回試した内容をル・マンで再び試したいと思いますが、少なくとも今回試したものに関しては機能したと言えると思います。テストをしたとしても全くポジティブではないこともあるわけですからね。」
「そもそも月曜日のテストは路面にタイヤのゴムが載っていますから条件は良くなりますし、同様にテストしている車両が多くいますので、それらのバイクのタイヤのゴムも路面に乗っているわけです。」
「新しいカーボンスイングアームを試していますが、これは今までのものとは異なっています。テストの最後になって使用したのであまり多くのデータは収集できていません。ポテンシャルがあるのは間違いないと思うのですが、ル・マンで使用するかどうかわかりません。」
(Source: sepang racing team)
(Photo courtesy of sepang racing team)