マーべリック・ビニャーレスは今週末から、エステバン・ガルシアに代わって、バレンティーノ・ロッシの元クルーチーフ、ヤマハテストチームを率いていたシルヴァーノ・ガルブセラをクルーチーフに迎えることになる。
ガルブセラはマーべリック・ビニャーレスが2013年のMoto3シーズンでタイトルを獲得した際にクルーチーフを務めていた。2021年、ビニャーレスは開幕戦のカタールGPで優勝して以来、表彰台に上ることができておらず、ここ数戦で自分の実力を発揮出来ていないと語る。
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ヤマハの決定を信頼している
マーべリック・ビニャーレス
「クルーチーフ変更についてはエステバンとも話し合いました。彼はまず第一に大切な友人ですからね。彼の家には何度も行ってますし、彼の奥さんや娘さんのこともよく知っています。ですから、彼が自分のクルーチーフでなくなっても、良い関係は続くでしょう。」
「彼がクルーチーフでなくなることは大きな痛手ですが、同時に最大の力を発揮しなければならないこともよく理解しています。ファビオは勝っていますし、トップ10にも入っています。今回のクルーチーフ変更はヤマハの決定ですが、これは自分のポテンシャルを最大限引き出すための決定でしょう。」
「ここ3戦はハードでしたから、今はとにかく集中して、マシンのバランスを整えることが必要です。クルーチーフの変更は予想以上のスピードで起こったわけですが、ヤマハが望んでいるのは、自分が最大限の力を発揮することです。」
「ヤマハを信頼していますから、この決定を尊重していますし信頼もしています。マシンの戦闘力は高いので、懸命に作業を続けたいと思います。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin)