マーべリック・ビニャーレス「ヤマハへ、チャンスを与えてくれてありがとう」

マーべリック・ビニャーレス「ヤマハへ、チャンスを与えてくれてありがとう」

ヤマハから公式に、マーべリック・ビニャーレスが2021年でヤマハを離れることが明らかにされた。可能性としてアプリリアファクトリー、VR46でDucatiという可能性もあるが、マーべリック・ビニャーレスはレース終了後のプレスカンファレンスにおいて、事実上のヤマハへの最後の思い、感謝を述べていた。夏休みが明けた後は、また全力で走る姿を見せて欲しい。

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マーべリック・ビニャーレス「ヤマハへ、チャンスを与えてくれたありがとう」

今の環境では戦闘力を発揮出来ない

マーべリック・ビニャーレス

「優勝できなかったことを残念だと感じているわけではありません。自分のポテンシャルをフルに発揮出来なかったことが残念なんです。ドイツではそれで頭にきていました。自分のポテンシャルをフルに発揮出来ず、技術的なミスもありましたからね。」

「アッセンでは早く走れると思っていましたが、バイクのセッティングは全くいじっていません。本当にワンクリックさえセッティングを変更していないんです。セッティング変更をすれば、さらに速く走れる可能性もありましたが、手を加えることが恐ろしかったんです。

今言えることは、この環境では戦闘力を発揮出来ないということです。レースウィークになると毎週末同じ思いで、まるで悪夢ですよ。バイクに関して同じコメントを3年も言い続けています。ザルコなど途中で契約を破棄したライダーはいましたが、どうするかは自分で決めますし、他のライダーのやり方をなぞるつもりはありません。」

実際、今週も金曜の段階で家に帰りたくなりました。問題点を伝えているが解決方法が見つからないんです。アッセンはトラックが良くてグリップがありましたので良い走りが出来ました。しかし、自分の最大のポテンシャルは発揮出来ていません。自分が望むのは唯一ポテンシャルをフルに発揮したいということなんです。
マーべリック・ビニャーレス「ヤマハへ、チャンスを与えてくれたありがとう」

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ザクセンリンクの結果は自分にとっても受け入れがたい結果でしたし、忘れることは出来ません。レースを始めた子供の頃から考えても、最下位という結果になったことはありません。色んなことを考えさせられました。

「ヤマハの日本の本社とはいい関係があります。社長を含め素晴らしい関係性だと思っています。2020年にヤマハが自分と再び契約を結んでくれた時、”本当に?”と思いました。自分は自分のポテンシャルをヤマハでフルに発揮出来ていなかったですし、そういう話もしていましたからね。」

「ヤマハの事は尊敬していますし感謝もしています。ヤマハは多くの時間を自分に費やしてくれました。良い結果もありましたが、なぜこれ以上早く走れないのか、コンスタントに走れないのかがわかりません。ヤマハにただ言えるのは、チャンスを与えてくれてありがとうということです。常に自分に笑顔で、最高の対応をしてくれました。」

「ヤマハに関しては技術面の協力に関しては残念だと思っています。人間面でのサポートは特に不満はありません。しかし技術面では不満があると言えます。2018年は厳しかったですし、2019年はある程度良くなったものの、2020年はバイクを含め大きく代わり、それでまた後退してしまいましたから。」

(Photo courtesy of michelin)

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