着実にポイントを重ねているクアルタラロは、約2レース分のポイントリードを保ってイギリスに挑む。天候が常に不安視されるイギリスのため、雨が降るとなると苦戦する可能性も捨てきれない。マーべリック・ビニャーレスのチーム離脱については、結局はライダー自体の個人競技(チームという構造で戦うとは言え)であるため、何の影響もないと切り捨てた。[adchord]MotoGP2021オーストリアGP 初日総合 6位ファビオ・クアルタラロ「フィーリングは良かったがペースはイマイチ」

優勝争いをすることがゴール

ファビオ・クアルタラロ

「スピルバーグのレースでチャンピオンシップのリードを広げることが出来ました。シルバーストーンには非常にポジティブな気持ちで挑むことが出来ますし、大好きなトラックでもあります。2019年はパフォーマンス面で大きく成長しましたし、コンディションが許せば良い形でレースが出来るはずです。」

「雨が降るとすると考えるべき事が増えますが、ベストを尽くしたいと思います。ゴールは優勝争いをすること、大好きなトラックで優勝したいという思いがありますし、チームにとって重要なレースになりますからね。」

マーべリック・ビニャーレスが途中でチームを抜けてしまったことについて、正直あまり気にしていません。自分自身の仕事に集中していますから、そこに対しての影響はありませんね。彼がチームからいなくなってしまったことについては特段悲しいとは思いません。結局このスポーツは個人競技ですからね。」

(Photo courtesy of michelin)