今回はマーべリック・ビニャーレスの代役としてファクトリーチームで走行するカル・クラッチロー。今回限りのファクトリーチームでの走行となるのか、シーズン中にフランコ・モルビデッリと入れ替わるのかなど、木曜の時点では具体的な方向性は示していないが、2022年型の開発を優先すると、カル・クラッチローがいつまでもファクトリーチームでレースに参戦しているわけにはいかないはずだ。[adchord]カル・クラッチロー スティリア、オーストリア、イギリスの3戦でフランコ・モルビデッリ代役として参戦

ファクトリーチームでの作業が楽しみ

カル・クラッチロー

シルバーストーンで引退後に再びレースをすることになるとは思っていませんでした。今回はお客さんもいますから、ベストを尽くしたいと思います。オーストリアは長いブランクの後にレースをした形でしたが、今回はファクトリーチームでのレースで、テストチームのクルーチーフであるガルブセラと作業することになります。楽しみですね。」

今回使うバイクは今年始めにテストしていたバイクです。来年のバイクは2021年型の方向でテストを開始するでしょうから、今回学習出来た内容は助けになるはずです。2021年型のバイクに関して学習したことを、ファビオ、将来的なもう1名のライダーにフィードバック出来ることがあればポジティブだと思います。」

(Photo courtesy of yamaha-racing)