ジョアン・ミルは練習走行までは良い形で走行が出来ていたが、予選においてはタイヤ交換作業に時間がかかってしまったこと、ピットインせよというダッシュボードメッセージが不必要に出てしまったことなどもあって11番手で予選を終えた。チャンピオンシップにおいてファビオ・クアルタラロを追わねばならないジョアン・ミル、スズキにとっては大きな痛手となった。
11番手からのスタートになってしまった
ジョアン・ミル
「正直良い1日だったと思います。すべてのセッションで良い走行が出来ましたが、予選は混乱がチーム内でありましたね。最初のアタックではフロントに問題があってアタックを止めたんです。その後前後タイヤを変えたんですが時間がなくなり、その後走行しているダッシュボードにピットインせよという指示が出ていました。」
「ピットに戻ると表示ミスだったようで時間を完全に無駄にしました。自分含め誰もがミスをするわけですが、今日のミスは自分のミスではありませんでした。これで11番手からのレースとなりますが、明日は11番手からレースを戦うしかありません。こうしたミスがレースではなく予選で起きたのはラッキーだったと言えるのかもしれませんね。レースではペースもいいですから、良い形で戦えると思いますが、ミサノはこうしたグリッドからスタートするのには最悪のトラックですからね。」
(Photo courtesy of suzuki racing)