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テック3 KTMエルベ・ポンシャラル「来年エステバン・ガルシアはキーマンになると確信している」

KTM、テック3は2022年にテック3 KTMファクトリーレーシングのテクニカルディレクターとして、マーべリック・ビニャーレスの元クルーチーフであるエステバン・ガルシアを起用。

来年テック3からMotoGPデビューをするレミー・ガードナー、ラウル・フェルナンデスを技術面で支える中心人物になるとエルベ・ポンシャラルは語る。

KTMはCEOのステファン・ピエラが4台のファクトリーバイクを同じ体勢で走らせるという方向性を掲げており、2022年はさらに2チーム4台体制での参戦体制、開発体制が充実するだろう。[adchord]

KTMは2チームを同じレベルで走らせようとしている

エルベ・ポンシャラル

KTMはスローガンとしてREADY TO RACEを掲げていますが、これはただのスローガンではなく、まさに行動指針なんです。レミーとラウルは今Moto2カテゴリーでトップを走っていますが、これは250ccクラスの時代に中野とジャックがトップを走っていた状況に似ていますね。彼らが2人ともテック3からMotoGPクラスにステップアップするにあたり、KTMとレッドブルなどスポンサーの協力もあって、ルーキー2名がしっかりとしたサポートを受ける体制を作りたいと思っています。」

「この部分に関してはKTMのCEO、ステファン・ピエラは明確に”2台のファクトリーバイクと2台のサテライトバイクではない。4台のファクトリーバイクを走らせるんだ”と言っています。KTMは本当に2つのチームを同じレベルで走らせようとしているんです。」
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「その中でクルーチーフはライダー達の面倒を見て、次回のレース、セッションに向けた作戦を立案しますが、テクニカルディレクターに新たに就任するエステバン・ガルシア(※マーべリック・ビニャーレスの元クルーチーフ)は、トラックで何が起きているかをしっかり見て、ファクトリーでエンジニアと共に問題解決にあたります。」

「また、そもそもエステバンはレミーとラウルが子供の時に2人と仕事をしていますから、2人共にエステバンには全幅の信頼を寄せているんです。2人が何か困った際に相談する人物としては、まず彼になるでしょう。エステバンは2022年のKTM、テック3にとってキーマンになると確信しています。」

(Photo courtesy of KTM)

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