今年安定してスピードを発揮してきたトプラック・ラズガトリオグル。苦しいレースの中でもトップ争いを展開し、ストレートスピードに劣る部分を強力なブレーキングでカバーして戦ってきた。今回のタイトル獲得は彼自身初めてであるだけでなく、トルコ人ライダーとして初のFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)チャンピオンでもある。来年はさらにプッシュして優勝を狙っていくとのこと。
このタイトルは父に捧げる
トプラック・ラズガトリオグル
「簡単なシーズンではありませんでした。これは誰にとっても同じと思いますが、その中でもチャンピオンシップ優勝を達成することが出来ました。厳しいレースを繰り返して苦戦しながらトップに立つことが出来ました。常にベストを尽くして来ましたし、こうしてここに立つ事が出来て嬉しいです。」
「ジョニーは6度のタイトル保持者で、伝説のライダーです。しかも彼はドライ、ウェットあらゆるコンディションを得意としています。彼にはキャリアスタートの当初大いに助けてもらいました。素晴らしい人物で良き友人ですね。」
「タイトル獲得に向けはマインドセットを変えることなく挑み続け、常に毎週末優勝を狙ってきました。これでシーズンが終わりましたが、2009年以降久しぶりにタイトルをヤマハが獲得しました。」
「今回タイトルを獲得しましたが、これは父に捧げたいと思います。彼はいつかタイトルを獲得出来る日が来ると話していましたが、遂に実現出来ましたね。来年はさらにプッシュしていきたいと思いますし、全てのレースで優勝を狙っていきます。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of yamaha-racing)