マルク・マルケス「バイクに再び乗れない可能性もあった」

マルク・マルケス「バイクに再び乗れない可能性もあった」

フランスGP 予選6位 マルク・マルケス「ウェットコンディションのレースなら何ら問題ない」医師、そしてチームからバイクに再び乗る許可を得たマルク・マルケスは早速モトクロスバイクでのトレーニングを実施、そしてRC213V-Sでサーキット走行(※ポルトガル)を行っている。怪我以来まともにサーキットで走行していないマルク・マルケスにとっては、限界まで体力を追い込んだ時に視野に問題が出ないかをチェック、問題なければマレーシアのテストに挑みたい考えだ。

ここ1ヶ月で劇的に目の状態が良くなったと語るマルクだが、今回の目の問題については、いつ治る問題かわからず、最悪の場合バイクを降りる可能性すらあったと語る。RC213V-Sによるテストの結果はこれから情報が出てくるだろうが、まずは復帰に向けてポジティブなスタートだと考えたい。

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本当にいつ治るとも知れない状態だった

マルク・マルケス

「3ヶ月間非常に難しい時期が続きましたが、今ようやくバイクに乗れるようになって嬉しいですね。目の問題は簡単なことではありません。この1ヶ月間で徐々に良い感触なってきたんですが、そう感じられることは嬉しかったです。事故以来本当に厳しい状況が続いていました。しかし、2011年に自分の目の問題を解決してくれた医師のアドバイスに従ってきました。長い道のりでしたが、神経の問題なので時間がかかることは覚悟していました。2011年に傷めた神経と同じ部位でしたしね。

神経の怪我ですからいつ治るとも知れない状態でしたが、本当にこの1ヶ月、特にこの1週間で劇的に改善が進みました。今週医師の診察を受けた時も、診察前から良いフィーリングでした。こうしてバイクでトレーニング出来る許可を与えたくれたことが嬉しいです。」

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「今回はまずはモトクロスバイクでのトレーニングを選びました。これは自分がこの事故を起こした種類のバイクだからです。モトクロスは実にタフなライディングが求められます。非常に正確にバイクを操作する必要があります。ジャンプ、上り坂、下り坂もありますし、目をフルに使うライディングなんです。」

「このテストの後はチームがCBR1000もしくはRCVの市販型でのテストを準備してくれることになります。早くグランプリサーキットでのテストを実施したいですね。」サンマリノGP 初日総合9位マルク・マルケス「セットアップ面で改善出来るかも」

「怪我をして以来、自分のゴールは最初のテスト、そして最初のレースをすることでした。グランプリサーキットで1日フルに疲れるまで走ってみて、そこで目に問題が出ないかを確認します。マレーシアで公式テストに参加するためには、こうしたことを評価する必要があるでしょう。」

これで冬に怪我を抱えたままで過ごすのは4回目ですが、今回が一番辛かったですね。最初は右肩、そして左肩、そして右腕、ようやく全体的に調子が良くなってきたと思っていたんです。オースティンとミサノで優勝もしましたしね。でも人生においては何が起こるかわからないものです。本当に辛い時期でしたが、こうしたことはどのライダーにも誰にも起きてほしくないですね。」MotoGP2021 オランダGP 総合6位マルク・マルケス「あの種の転倒はホンダでしか起きない」

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「こうしたことと上手く付き合っていくのは難しいですし、簡単に捉えられるものでもありません。明瞭な見通しがあるのとそうでないのではまるで物事が違ってきます。医師はこの目の問題が治るのに1ヶ月かかるのか、3ヶ月なのか半年なのか診断は出来ません。今回の怪我ではあらゆる可能性がありました。手術をする可能性、いつ治るのかわからないという可能性、バイクの再び乗れないかもしれない可能性すらありました。自分の将来がどうなるかわからないのは本当に恐ろしかったですね。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)

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