日本のファンにも馴染みの深いファウスト・グレシーニが設立し、育てたチームが、7年ぶりに独立チームとして最高峰クラスに復帰する。チームオーナーは、ナディア・パドヴァーニ・グレシーニで、グレシーニ・レーシングのコアメンバーがサポートしている。
2022年シーズンの体制は、昨年ルーキーながらドゥカティで表彰台に上ったエネア・バスティアーニ、同くじイタリア人のMotoGPルーキーのファビオ・ディ・ジャンアントニオだ。2人が使用するのは2021年型のデスモセディチGP。昨年はフランチェスコ・バニャイアが最後までタイトル争いを演じた車体であり、その戦闘力は折り紙付きだ。
ファビオ・ディ・ジャンアントニオはMotoGPルーキーが参加出来るシェイクダウンテストに1月31日から参加するが、ライトブルーのカラーリングのマシンがトラックで走行する姿を見られるのは、これが初となる。[adchord]
エネア・バスティアニーニ
「新しいバイクのカラーはとても独特で、最初に見たときは少し不思議な感じがしましたが、今、こうして間近で見ると素晴らしいの一言です。こんな素晴らしいバイクは、速いに違いないでしょう。これからあと20日ほどでテストに出発しますが、ドゥカティのバイクに乗るのが楽しみで仕方ないですね。」
「昨年最初のテストでは、チームの皆に会ってお互いのことをよく知り、一緒に仕事をする機会を得ました。2022年はとても面白いシーズンになると思いますし、素晴らしい結果を残せると確信しています。シーズンが始まるのが待ち遠しいですね。」
ファビオ・ディ・ジャンナントニオ
「2022年がすぐそこまで来ています。自分にとってはMotoGPでの最初のシーズンとなりますが、クールなものになるでしょう。学ぶことはたくさんありますが、レースごとに成長していくことを期待していますが、素晴らしい成績を残すことができるかもしれません。」
「1月後半からはマレーシアとインドネシアで行われるテストのためにトラックに戻ります。この美しいバイクに再び乗れるのが待ち遠しいです。冬休みはいつも長すぎて、もう何日も何時間もまだかと思っています。」
「Ducatiのバイクは壮観です。今まで乗った中で最も美しくバイクでしょう。独特のメインカラーは、70年代のレトロスタイルのバイクのようで、サーキットでは間違いなく目立つでしょうね。」[adchord]
ナディア・パドヴァーニ・グレシーニ
「強く信じて、この1年間ノンストップで取り組んできたプロジェクトをついに発表することができます。私たちは非常に意欲的に取り組んでいますから、MotoGPチームとして体制発表を最初に発表することができました。」
「そして私たちのバイクは本当に美しいと思います。ファウストも天国から、自分の家族を誇りに思ってくれていると思いたいですね。仕事と日常を隔てずに、私たちは一体なんです。ディッジャもエネアも調子がよくて、今すぐにでもシーズンインしたいと思っています。」
(Source: gresiniracing)
(Photo courtesy of gresiniracing)