マルク・マルケス「RC213V-Sで走行して視界に違和感はなかった」レプソルホンダのマルク・マルケスは、土曜日からセパン・インターナショナル・サーキットで始まる公式テストが非常に楽しみと語る。今までは複視が回復せず、テストに参加出来ないのではないか?という危険性もあったが、劇的に症状が回復したことで、ポル・エスパルガロやチームと共にセパンテストに参加することになる。[adchord]

複視の問題は完全に治った

マルク・マルケス

「この2年間は本当に苦しい時間が続いてきました。でもようやくトンネルの出口が見えた感じがします。複視の問題は完全に良くなっています。視覚の問題は問題があるかないかで大きく物事が違ってきます。ですから、この冬は本当にこの複視に苦しめられました。」

「今セパンに到着して、これからバイク走行を楽しんで通常のプレシーズンを送ることが出来ると思います。フィジカルに関してはまだトレーニングが必要です。複視の問題が治ってからしっかり取り組もうと思っていたので、出だしが遅れているんです。それを除けばHRCがこのテストに何を持ち込んでいるのかが楽しみです。」[adchord]マルク・マルケス「RC213V-Sで走行して視界に違和感はなかった」

「2022年の目標はタイトル争いに参加することです。もちろん今回のテストからそういった走りは目標としていませんが、開幕までに高いレベルに仕上げていきたいと思います。タイトル争いをすること、毎週末優勝を狙うことが目標です。」

「右腕は昨年のミサノを終えた時点より良くなっていますが、今年1年しっかりと注視が必要です。まだある程度の制限があるのは事実ですから、落ち着いて腕の痛みをコントロール出来る範疇に抑えて走る必要があります。」

「新しいRC213Vは大きく変わりました。外から見ても大きく変わったバイクになっています。でもゴールは旋回性、グリップ、スピードの向上です。その中でもトラクションの改善が必要です。昨年は特に1周のタイムアタック、レースディスタンスでの走りに苦戦していましたからね。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)