モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のチーム体制を発表モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のカラーテーマは2022年も大きく変わらない。ライダーは昨年タイトルを獲得したファビオ・クアルタラロ、そして昨年途中からファクトリーチームに加入したフランコ・モルビデッリとなる。モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のチーム体制を発表

昨年はDucatiのフランチェスコ・バニャイアを始めとするDucatiライダーとバトルになる場面が多かったモンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)だが、今年はDucatiに対してどのような戦い方が出来るか。[adchord]

鷲見 崇宏 ヤマハ発動機MS開発部部長

「最初に世界中のヤマハMotoGPファンの皆さんに応援ありがとうございます。とお伝えしたいです。2021年ヤマハ発動機のモータースポーツ開発部門は、ライダーやチームと密接に連携するなかで、ヤマハがMotoGP世界タイトルを獲得するために力を注ぎました。その結果、2015年以来となる最高峰クラスのタイトルを獲得し、素晴らしい成果を収めることができました。」

「この勝利は世界中のファンの皆様に捧げるものです。新しいシーズンは挑戦者のマインドでスタートし、再びファンの皆さんに誇りに思ってもらえるように戦いたいです。ファクトリーチームにはファビオ・クアルタラロ、フランコ・モルビデッリ、WithU Yamaha RNF Motogp Teamは豊富な経験を持つアンドレア・ドヴィツィオーゾ、新しい才能であるダレン・ビンダーを迎えました。今年もファンの皆様に刺激的なレースを楽しんでいただけると信じています。」[adchord]モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のチーム体制を発表

リン・ジャービス マネージングディレクター

「昨年のタイトル獲得は、モンスターエナジーの日頃のサポートとチームへの信頼に感謝し、何か特別な恩返しをする最良の方法だったと思います。今年は、モンスターエナジーをスポンサーに迎えて10年目、タイトルスポンサーとして4年目のシーズンを迎えます。」

「彼らはモータースポーツに熱量をかけ、献身的です。私たちの強力なグローバルアライアンスは、私たちのブランドを互いに結びつけるものです。モンスター・エナジーをタイトル・スポンサーに迎えた2021年のタイトル獲得は、これまでのパートナーシップの成功の中でも絶対的なハイライトでした。他の多くのオフィシャルチームスポンサー、パートナー、サプライヤーも同様です。」あああああモンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のチーム体制を発表

「彼らのMotoGPに対するコミットメントと愛情があるからこそ、この世界的なコロナの大流行が続く中、3シーズン目となるMotoGPで、2輪レースのトップクラスで戦い続けることが可能なのです。」

「今年の目標はライダーズタイトルを再び獲得すること、そして、他のファクトリーとの厳しい競争の中で、コンストラクターズタイトルとチームタイトルを獲得することです。ファビオとフランキーが操るM1は、日本とヨーロッパのトップクラスのチームとエンジニアに支えられており、2022年のMotoGPシーズンに向けてテストを開始出来ることに興奮しています。」

マッシモ・メレガッリ チームディレクター

マッシモ・メレガッリ

「2021年にファビオ・クアルタラロと共に、2021年のタイトルを獲得出来たのはとても嬉しいです。しかし世界チャンピオンになるということは、ちょっとしたプレッシャーも伴います。1回優勝するのは、2回連続で優勝するのに比べれば、比較的簡単だということは、私たちも重々承知しています。」

「だからこそ今年も熱くなるんです。またゼロからのスタートで、しかも21戦という長いシーズンが待っています。またタイトルを獲るためには、過去にとらわれず、目の前のことに集中し、前に進んでいかなければなりません。チームの士気は高く、かつてないほど良い雰囲気です。」

「昨年から加わった新しいクルーも、他のスタッフと驚くほどよく調和しています。チームディレクターとして、次のタイトル争いを始めるのに、これ以上のクルーはいないと思っています。」[adchord]

「加えて非常に強力なライダーが揃ったことも、とても幸運です。ファビオもフランコも文句なしの才能の持ち主で、彼らのライディングは我々のマシンにも合っています。ファビオはMotoGPで再びタイトル争いをするために、フランキーは怪我が完治し、ポテンシャルを存分に発揮して戦う準備が出来ています。」

ファビオ・クアルタラロファビオ・クアルタラロ

「冬休みはかなり長かったですが、正直ずっと忙しくしていたような気がします。イベントもありましたし、トレーニングも通常通り行っていましたからね。いい意味で忙しかったと思います。新しいシーズンが始まり、ライディングを始め、改善していくことに興奮しています。」

「昨年はタイトルを獲得しましたし、これは素晴らしいことでした。この事実は変わりません。でもライディング初日の時点では、そんなことは関係ありません。昨年のタイトル獲得はもう過去のことで、今年のチャンピオンシップに集中しなければならないと思っています。」[adchord]

「昨年はパンデミックの影響でシーズン前のテストはほとんどできなかったですが、今年はすでにファクトリーチームで過ごした経験が1年ありますから、どうすればうまく連携できるかはわかっています。自分たちの長所も、改善すべき点もわかっています。セパンやマンダリカでのテストではそれが役に立つでしょう。」

フランコ・モルビデッリファビオ・クアルタラロ

「昨年はフィジカルの向上に努めながら、精神的な強さを発揮した年でした。膝の手術から復帰するのは簡単ではありませんでしたが、昨年行った作業は今シーズンのスタートに有益なものとなるはずです。」

「すでにいくつかのデータもありますし、マシンやチームにも慣れています。ヤマハにはいつも良いフィーリングがありますが、M1はとてもスムーズです。膝の状態も良くなっていますから早く2022年型に乗りたいと思っています。」

[adchord]「自分達の改善作業がどのような形で進んでいくか楽しみです。同様にチームメンバーに再び会うことが出来るのが非常に楽しみです。昨年のチームの雰囲気は素晴らしいものでした。この冬に何が出来るかに集中していきましょう。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of yamaha-racing)