レース序盤から最後までフロントグループで走行を続け、最終的に2位となったブラッド・ビンダー。昨年型と比較すると今年のRC16はよく曲がるそうで、ブレーキングで無理をする必要がなくなっているという。今後もパッケージの改善を続け、毎回トップ争いが出来るパッケージに仕上げることが出来るだろうか。[adchord]
苦手なカタールで表彰台を獲得出来たのは大きい
ブラッド・ビンダー
「今日は素晴らしいスタートでしたね。3位に順位を上げて、その後は落ち着いて走行を重ねていきました。カタールはリアの摩耗が課題ですから、タイヤを摩耗させないように注意しながらの走行でした。」[adchord]
「今年はバイクの開発が順調です。マレーシアで起きた問題をエンジニアが持ち帰り、マンダリカでは解決されていました。しかし今後も自分達のパッケージを磨き上げることを続けることが必要です。このトラックはKTMには難しいトラックですが、そこで表彰台を獲得出来たのは本当に大きなことだと思います。」
「昨年との違いはバイクが曲がることです。昨年のバイクはブレーキングを終えて旋回に移行する時にフロントが頑固なフィーリングだったんですが、今年のバイクはフロントブレーキをリリースすると自然にバイクが旋回を始めます。この特性のおかげでブレーキングで毎度無理をする必要がなくなっています。」
(Photo courtesy of michelin)