マルク・マルケス 5月31日に渡米、右上腕を再手術へマルク・マルケスはアメリカで右腕の4度目の手術を受けることになる。マルク・マルケスはここ数ヶ月最高レベルでのパフォーマンスを発揮出来ずにおり、前回の手術から18ヶ月後に再び手術を受けることを決めた。

マルク・マルケスは31日にアメリカに渡り、手術を受けることになる。術後はスペインに戻ってリハビリを開始する。なお、リハビリにかかる日数、復帰の明確な時期については不明だ。[adchord]

右腕に大きな制限がある状況

マルク・マルケス

「残念ながら、2022年シーズンはしばらく競技から離れなければなりません。ここ数ヶ月、マドリードの医療チームとずっと改善に取り組んできた結果、フィジカルは改善し、レースに出場出来るほど右腕の違和感は減りました。しかし上腕骨にはまだ大きな制限があり、バイクに乗って、自分が自分に課している目標をクリアすることが出来ません。」

「医療チームであるサミュエル・アントゥーナ医師とアンヘル・コトーロ医師と一緒に、メイヨークリニックの専門家と相談した結果、現在の感じている制限なしにバイクに乗れるよう、ライディングポジションを改善するための目的で新しい手術を行うことを決定しました。これから先もこの仕事を続け、MotoGPに復帰するために努力するという最大のモチベーションと熱意を持っています。」マルク・マルケス 5月31日に渡米、右上腕を再手術へ

「いつも支えてくれる家族、周りの信頼できる人たち、レプソルホンダチーム、メディカルチーム、そして良い時も悪い時も支えてくれるファンの皆さんに感謝したいと思います。」[adchord]

サンチェス・ソテロ医師(メディカルドクター)

「リハビリ治療で十分な臨床的改善が見られないため、マルクの医療チームからのアドバイスにより、マルク・マルケスはアメリカのメイヨークリニックで、腕の可動性低下に由来する右腕の不快感を改善するための新しい外科的手術を受ける予定です。」

「手術の詳細は上腕骨を切断、骨切り術を施し、肩からの骨接合材料の抽出をするなどして、腕の外旋運動を増加させ、肩の安定性を維持することを目的としています。」