自分を信じて走り続けたことが良かった
ヨハン・ザルコ
「自分を信じ続けることが重要だと思います。中上の転倒は危なかったですが、その後はポル・エスパルガロを交わして前に出ることが出来ました。その時点で4位でアレイシ・エスパルガロとホルヘ・マルティンについていこうと努力していました。自分のペースはわずかに遅くファビオは遥かに逃げていきました。ただ自分はハードタイヤでしたから、終盤にアドバンテージが得られると思っていたんです。リアタイヤをスピンさせず慎重に走行していたんです。」
「しかし残り10周、残り5周でもペースは変わらず、むしろ自分のほうがグリップを失っていきました。表彰台の望みが消えたのでフラストレーションを抱えていたので、このままレースを追えるのが悔しかったんです。でも最終ラップに思わぬギフトがありました。当初はアレイシ・エスパルガロはテクニカルプロブレムだと思ったんです。でも彼はレースが終わったと勘違いしていました。自分は再び集中を取り戻して自分の走行を続けました。チームメイトと祝う表彰台は格別ですね。」
「ファビオも素晴らしい走りでしたし、フランスのファンと共に祝福をすることが出来ました。最終ラップはアレイシ・エスパルガロにいつ抜き返されるか心配していました。マルティンがプッシュを続けていたので、まだ1周残っていると確信は出来ましたが、自分のバイクはスピンしまくっていましたしアレイシ・エスパルガロは速かったですからね。」
(Photo courtesy of michelin)