アラゴンでのレース復帰が待ち望まれていたマルク・マルケスは、週末を通じてマルクらしさを発揮していたが、決勝のスタートでもマルク・マルケスここにありと思わせる素晴らしいスタート、1周目から順位を一気に上げる走りを見せた。ターン3でファビオに追突されたことを受けてマシンに問題が発生、中上を巻き添えにする形でリタイアとなった。

中上とファビオに申し訳ないことをした

マルク・マルケス

「素晴らしいスタートからトップ5争いが出来ていました。しかしターン3でリアが流れたのでスロットルを少し戻したんです。真後ろにファビオがいたのが問題でしたが、オープニングラップで車体が接近していて、方向転換でオーバーテイクを狙うのは当たり前のことです。ファビオとの接触はアンラッキーでした。」[adchord]

「そこからすべてが始まり、ターン5で何か妙な感触がありましたが、何が起きているかわかりませんでした。ターン7で中上 がオーバーテイクしてきてアウトにラインを取りましたが、同時に自分がリアデバイスをONにした時にリアがロックしたようでバイクが左に流れたんです。」

「この後にリタイアをしていますが、すぐに中上と彼のチームに謝罪に行きました。ファビオにも同様に申し訳ないことをしました。」

(Photo courtesy of HRC)