先週のアラゴンGP時点でのチャンピオンシップスタンディングだ。先週はマルク・マルケスとファビオ・クアルタラロの接触、中上 貴晶との接触もあった大波乱の1周目となり、ファビオ・クアルタラロがノーポイントに終わったことで大きな変動があった。

ライダーズチャンピオンシップ(チャンピオンシップスタンディング)


チャンピオンシップ首位がファビオ・クアルタラロであることに変わりはないが、ファビオ・クアルタラロが転倒リタイア、フランチェスコ・バニャイアが4連勝の後に2位となったことで、2人の差は僅か10ポイントとなった。3位はアレイシ・エスパルガロとなり、チャンピオンシップ争いは三つ巴の戦いになる。

4位はエネア・バスティアニーニ、5位ジャック・ミラー、6位ヨハン・ザルコとDucatiライダーが上位を占めている。7位にブラッド・ビンダー、8位アレックス・リンス、9位ホルヘ・マルティン、10位マーべリック・ビニャーレスとなる。[adchord]

コンストラクターズ・スタンディング

グラフを見ても圧倒的な強さを発揮してきたDucatiが、アラゴンGP時点でコンストラクターズチャンピオンを獲得。Ducatiは参戦台数の多さもあるが、継続的に例年強さを発揮しており、シーズン開始時点から予想されていたように、チャンピオンシップ優勝を達成した。

チームスタンディング

チームスタンディングは当初はDucatiレノボチームとモンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)はの争いとなっていたが、アプリリアレーシングが追い上げを続けており、今回モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)はノーポイントとなったことで、ヤマハのチームスタンディング争いはかなり厳しくなったと言える。