フランチェスコ・バニャイアはアラゴンでの転倒で負った怪我はライディングをする上で大きな問題にならないと語る。トラックとしてはDucatiが有利だが、ファビオは2019年に戦闘力を発揮している得意なトラックとなる。チャンピオンシップにおいてはポイント差が小さくなっても、引き続き全力でプッシュするとのこと。

アラゴンでの怪我は大きな問題にならない

ファビオ・クアルタラロ

「アラゴンの転倒での胸の火傷はバイクを操縦する上では大きな問題にはならないでしょう。どのトラックでもヤマハは戦闘力を発揮することが出来ます。アラゴン、レッドブルリンクでも過去は苦戦していました。」

「ペース面ではけして得意なトラックではありませんが、ストレートスピードの面ではオーバーテイクで苦戦していました。もてぎでは過去にスピードを発揮していますから自信があります。」

「2019年はここでレインでレースをしましたが、グリップは非常に高いと感じました。今年のマンダリカのウェットレースで非常に良いグリップで良いレースが出来ましたし、あまりウェットレースを恐れる必要はないと思います。」[adchord]

「チャンピオンシップは自分に加えて、ペッコ、アレイシ、そしてエネアが絡んでくる可能性もあります。3人は17ポイントしか離れていませんから、後半戦にシーズン開幕時のようにプッシュしていくことになるでしょう。」

「天候次第ですが、ドライ路面であればライドハイトデバイスを使用することでタイムがかなり改善する可能性があります。しかしレインではあまり変わらないでしょうね。」

「チャンピオンシップを戦う上では常に全力でレースをしています。これが2020年に学んだレッスンです。2020年にはジョアン・ミルに対して多少でもポイントを獲得出来ていれば喜んでいましたが、昨年はポイントのリードが大きくても全力でプッシュしていました。今年に関してもアプローチは一緒です。ポイントの差が小さくとも引き続き全力でプッシュしていきます。」

(Photo courtesy of michelin)