連勝を続け、前回も2位と勢いがあるフランチェスコ・バニャイア。今週末はDucatiにとってレイアウト的に強みを発揮出来るはずのもてぎだ。強烈なブレーキング、そして低速コーナーからの強烈な立ち上がり加速、こうした特性がDucatiにとって大きな後押しとなるはずだ。

レイアウトはDucatiに合っている

フランチェスコ・バニャイア

「日本に来ることが出来て嬉しいですね。自分は日本が好きですし、このトラックレイアウトは好きなんです。コンディション、シチュエーションは2019年のルーキー当時とは全く異なりますね。レイアウト的にもDucatiに合っていますし、ブレーキングが好きですから競争力を発揮出来るでしょう。」[adchord]

「現段階ではDucatiが最も完成されたバイクだと感じますが、Ducatiが有利なはずのオーストリアでもファビオはスピードを発揮していました。正しい選択をすること、コンディションについても集中する必要があります。まだ5戦は長いのでチャンピオンシップについては深く考えていません。いかようにも状況は変わるでしょうから。」

「インドネシアでも15位だったように雨だと苦戦をしてしまいます。レース前にレインコンディションで走行して状況を理解したいと思います。現時点ではチームオーダーによって前に行かせてもらう必要がないほどのスピードが自分にはあります。それに誰かに譲ってもらうことで前に出たいとも思いません。」

(Photo courtesy of michelin)