素晴らしいレースが展開されたオーストラリアGPを終えたあとのライダーズチャンピオンシップだ。

ファビオ・クアルタラロがノーポイントに終わる中、フランチェスコ・バニャイアが3位を獲得したことで、チャンピオンシップにおいて首位となった。

ライダーズチャンピオンシップ(チャンピオンシップスタンディング)

フランチェスコ・バニャイアは夏休み前までノーポイントが続いていたが、夏休み後のレースはレースに出場すれば、必ず表彰台を獲得する強さを見せて追い上げたきた。(※日本GPは除く)シーズン終了まであと2戦となるが、気を抜かずに完走を意識してポイントを積み重ねれば、マレーシアでチャンピオンシップ優勝が決まる可能性も出てきた。[adchord]

なお、3位のアレイシ・エスパルガロにもわずかながらチャンピオンシップ優勝の可能性は残されているが、現実的に考えてかなり難しいだろう。(※残り2戦でフランチェスコ・バニャイア、ファビオ・クアルタラロがノーポイント、アレイシ・エスパルガロが2連勝などしない限り厳しい)

コンストラクターズスタンディング

すでにDucatiがタイトルを決めているコンストラクターズスタンディングは、Ducatiが引き続きポイントを積み重ねている。ヤマハはアプリリアに抜かれた状態が続き、このさき2戦でもフランコ・モルビデッリ、カル・クラッチローがポイントを重ねることが出来なければ、アプリリアが2位でシーズンを終えそうだ。

チームスタンディング

チームスタンディングも上位2位はコンストラクターズを写した状態になっている。Ducatiレノボチームが圧倒的な強さを発揮しており、それをアプリリアが追う展開だ。面白いのはこの段階で、3位のレッドブルKTMファクトリーレーシングとPramac racingがポイントで並んでおり、Gresini racingとTeam SUZUKI ECSTAR(チーム・スズキ・エクスター)も同ポイントとなる。