アルゼンチンGPの週末ではポールポジション獲得、スプリントで5位とスピードを見せつけたアレックス・マルケス。決勝レースでも安定した走りを披露、ワールドチャンピオンのフランチェスコ・バニャイアとも軽くバトルを展開、サバイバルレースを完走して3位を獲得した。昨年まではバイク側の問題で、Moto2チャンピオンたる彼のスピードがマスクされていたと言えそうだ。

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満足すべき週末だったと思う

3位アレックス・マルケス

「今週末はポールポジション、5位、3位ということで満足すべき週末でした。レースはタフで、ウェットに向けたセットアップが十分ではない状況でした。マルコは別次元の走りでしたし、自分達のレースには満足すべきでしょう。終盤にヨハン・ザルコに抜かれた際もペースがまるで違ったので3位を獲得することにしました。さらに良くなっていく過程だと思いますが、まだ開幕して2戦目ですから引き続き前進していきます。」

「今日はフランチェスコ・バニャイアとは2つオーバーテイクをしあっただけでバトルとは言えません。彼は転倒した時点でかなり飛ばしていて、最終コーナーでかなりのスピードでしたが、自分がQ1で転倒したようにコーナーの奥で転倒してしまいましたね。今日はサバイバルレースになったと思いますが、2020年以来の表彰台は嬉しかったですね。」

「GresiniとDucatiでここまで素晴らしいスタートが出来ると思っていませんでした。素晴らしいチームですし、素晴らしいバイクです。まだバイクの性能をすべて発揮出来ているとは思いませんけどね。1レースごとに37ポイントを獲得出来る可能性があるわけですから、上位にしっかり残って行きたいですね。」

(Photo courtesy of Gresini Racing)