何事もなく走れていればトップ5は狙えたペースだったと語るファビオ・クアルタラロは、序盤に中上 貴晶によってトラック外側に押し出され、一気にポジションを落とした。その状況から着実に追い上げるレースを見せたものの、7位まで追い上げたところで彼のレースは終了した。チーム、本人共に中上のアグレッシブな序盤の動きを強く非難している。

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中上によって一気にポジションを落とした

ファビオ・クアルタラロ

「今日のレースは嬉しくも悲しくもある結果でした。いつもオープニングラップで理由もなく、人のレースを難しくする選手がいるんです。スタートはかなり良くて、スタートポジションとほぼ同じ位置での走行をしていました。」

「でも、中上によってアウトに押し出されて順位を一気に落としました。中上はまるで最終ラップのような走り方をしていました。今日のポジティブだった点は、最後尾から7位になったことです。」

「ウェットでのペースはかなり良かったので、その点では満足しています。でも、状況が異なっていれば、今日の走りならトップ5のポジションも可能だったはずです。」