Ducatiコルセはミケーレ・ピッロを2026年末までテストライダーとして起用することを発表。ピッロはMotoGPで活躍するデスモセディチGPの開発において、ジジ・ダッリーニャと共に大きな役割を果たしており、Ducati MotoEの開発においても主要な役割を果たしている。

多くのテストをこなすだけでなく、イタリアン・スーパーバイク・チャンピオンシップにパニガーレV4Rで参戦。MotoGPでもスポット参戦をこなしており、次回のイタリアGPでもワイルドカードとしてエントリーが決まっている。[adchord]

ジジ・ダッリーニャ

「今後3年間もミケーレと一緒に仕事が出来ることが嬉しいですね。彼がテストライダーの仕事を始めたのは今から11年前。彼ほどにデスモセディチGPの事を理解しているライダーは他にいません。彼の協力もあって、今日のデスモセディチGPは類稀な戦闘力を誇っています。今後も引き続き成長を続けることが目標ですが、我々の財産とも言える彼の豊富な経験にしっかりと頼ることが出来るでしょう。」

ミケーレ・ピッロ

「ライダーとしてのキャリアの殆どはDucatiと共に過ごしてきました。ボルゴ・パニガーレのレッド以外のカラーリングを着る自分の姿は想像も付きません。自分がDucatiコルセにやってきたのは2013年。おそらく最も難しい時期だったと思います。若きイタリア人ライダー達と仕事をしながら、彼らから常に新しいものを吸収してきました。今後もデスモセディチGPとパニガーレV4Rの開発に全力を注いでいきます。クラウディオ、ジジ、パオロ、ダヴィデ、自分を信じてくれた全てに人々に感謝します。」

(Photo courtesy of Ducati)