トプラック・ラズガットリオグルのBMW移籍に続いて、ヤマハはアンドレア・ロカテリが2025年までヤマハから参戦することを発表した。ロカテリはスーパースポーツクラスで圧倒的な強さを発揮、チャンピオンを獲得している。2021年にトプラック・ラズガットリオグルと共にヤマハファクトリーチームに加入、シーズンランキング4位となった。2022年好調な前半から失速してシーズン後半に調子を落として年間ランキングは5位だった。2023年はトップ3の活躍の影で、全戦でポイントを獲得。現在のランキングは3位となっている。[adchord]

アンドレア・ロカテリ

「ヤマハでレースを続けたいと思っていたので、2年契約を更新出来て嬉しく思っています。エリック・デ・セインズ、パオロ・パヴェシオ、アンドレア・ドソーリをはじめ、リカルド・ティッシやエンジニア、テクニシャンたちが、最高のマシンを提供するために懸命に働いてくれています。チームについても同様ですね。ポール・デニング、アンドリュー・ピット、そしてプロジェクトに関わるすべての人たちから、WSBKに参戦して以来、素晴らしいサポートを受けています。」

「何よりも重要なのは、一緒に歩んできた道のりが自信を与えてくれたということです。まだまだ改善の余地はありますが、このような良い関係があれば、共に強くなっていけると確信しています。一貫性が重要だと思っていますが、今回の契約延長で未来への土台が出来たと感じています。」

アンドレア・ドソーリ

「才能を育て、ライダーと長期的な関係を築くというヤマハのビジョンに沿って、アンドレア・ロカテリをあと2年継続することを発表できたことが嬉しいですね。彼とは2020年にR6でWSSPを制覇した時から始まっていますが、WSBKにステップアップした2021年の彼のパフォーマンスも同様に素晴らしく、彼は2021年シーズンを4位で終え、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。」

「彼がライダーとして成熟し、進歩を続けてきているのを見てきましたが、彼は今やパドックで最も強いライダーの一人と言えるでしょう。彼はまた、テスト期間中に技術的な決定ができること、短いレース長いレースいずれも素晴らしい取り組みかたをしています。今後はさらにステップアップして、より良い結果を得ることができると確信しています。ヤマハを代表して、彼が我々を信頼してくれたことを嬉しく思います。」

(Photo courtesy of yamaha)