オランダGPはサバイバルレースの様相を呈して、完走はわずか14台、またマルク・マルケスはレース前に肋骨の怪我によりアンフィットと診断されて出走自体していない。優勝したのは今季4勝目となるフランチェスコ・バニャイア、2位にポールシッターのマルコ・ベッツェッキ、3位は久しぶりの表彰台となったアレイシ・エスパルガロだった。

なお、決勝でのスピードも期待されたファビオ・クアルタラロは集団に飲み込まれ、ザルコと接触して転倒リタイアとなった。これで左肘、腕を酷く打撲していることに加え、足の怪我をさらに痛めた。

4位はブラッド・ビンダー、5位ホルヘ・マルティン、6位アレックス・マルケス、7位ルカ・マリーニ、8位は久しぶりの上位完走となった中上 貴晶、9位フランコ・モルビデッリ、10位アウグスト・フェルナンデスだった。