フランチェスコ・バニャイアは夏休み前最後のレースで優勝。今週末、そしてチャンピオンシップにおいてのメインライバルであるマルコ・ベッツェッキを抑えて優勝を果たした。フロントタイヤは後半に厳しい状況となったようだが、レースをしっかりコントロールして走りきった。[adchord]

すべてが上手くいったレースだった

フランチェスコ・バニャイア


「今日は路面温度が51℃もありましたし厳しいコンディションでした。ラップタイム面ではコンスタントに走行することが出来ました。終盤はブラッド・ビンダーをマルコ・ベッツェッキが抜いたのがわかり、さらにプッシュして行く必要があると思いました。彼とのギャップを1秒前後にキープすることが出来ました。」

「ブラッド・ビンダーはすぐに抜かねばならないと思っていました。彼の後ろで空気圧が高くなりすぎていました。ブラッドを抜いた後は走り込みながら状況を理解していきました。徐々にペースを落としていきましたが、全てうまくいったレースでした。自分のスタートは非常に良かったと思いますね。」[adchord]

「優勝したいならリスクはつきものですが、タイヤについては特に右コーナーでプッシュをしました。フロントタイヤは動き回っていて、リアはチャタリングが発生していました。プッシュをするのは難しかったものの、ペースを維持することが出来ました。最終ラップは少し余裕ができました。」

「夏休みにしっかりとリラックスして体を休めることは重要です。過去3戦は非常にタフでしたからね。フィジカル面でもしっかりとトレーニングを行って後半戦に向けて準備をしたいと思います。さらにレースが続いていきますからね。」

(Photo courtesy of michelin)