マルク・マルケスはスプリントレースではジョアン・ミルの後ろでバイクの動きを観察。決勝レースでは序盤にウイングを失った後に転倒となった。現在は将来に向けてベースを探している状況と語る。

[adchord]

限界までプッシュした結果の転倒ではない

マルク・マルケス

「週末の内容に関しては満足しています。それに転倒したものの、こういった種類の転倒であれば自信を落とすことにはなりません。すでにスタート直後にフロントウイングを片方失っている状況でした。加速についても、バイクを止めることも難しい中で、雨が降り始めてしまったんです。ブレーキングをしている状態でエネアが近くにいたので、左に少し避けてブレーキングを行いましたが、そこで転倒してしまいました。」

「内容に満足していうのは外から見た場合ではなく、自分個人としてです。バイクに再び自信を感じることを目標としていますから。週末を通じて転倒は今日だけでしたし、今日の転倒も限界までプッシュした結果の転倒ではありません。さらに結果を求めようとするとプッシュする中でのリスクがあります。今は将来に向けたベースを探しているところですから。」

(Photo courtesy of HRC)