ファビオ・クアルタラロはイギリスGPで予選最下位、スプリントレース21位、決勝レース15位に終わった。ファビオ・クアルタラロが最後に優勝したのは2022年のイギリスGPで、現在のヤマハの戦力に大きな不満を抱えている。ファビオは現在の状況について、ヤマハに改善を強く求めており、次回のミサノ・テストにヤマハが何らかの改善策を持ち込むことを強く求めている。

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机上の空論はもう沢山

ファビオ・クアルタラロ

「ミサノテストでは、ヤマハから将来に向けての証明をして欲しいと思います。彼らには時間があります。この3年間、10ページに及ぶPDFで今後彼らが用意してくれるはずのものを見せてもらっていますが、9ページ半は未だに実現されていません。今年はそのPDFのリストを見たくはありません。」

「机上の空論はもう沢山で、実際に動くものをミサノで見たいと思います。ミサノテストで走らせるバイクは、9割5分、2024年のバイクそのものだからです。そのバイクを見れば、ヤマハが来年自分と一緒に走りたいと思っているのか、彼らの本気度合いがわかるでしょう。」

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「もちろんヤマハからMotoGPに参戦することが優先です。ヤマハこそが自分をMotoGPに連れてきてくれたメーカーですし、ヤマハを信じています。ですから彼らにチャンスを与えているわけです。しかし2度目のチャンスはありません。」

「自分自身はマネジメント会社を立ち上げていますから、自分の将来について法的な部分、金銭的な部分で考えてくれる組織がいる状態です。自分が望んでいるものは明らかです。来年ヤマハがどのような体制、バイクでMotoGPに挑むのかは、非常に重要なことなんです。」

(Photo courtesy of michelin)