マルク・マルケスは初日に2種類のエアロパッケージを試す中で、好タイムを記録。終盤はトップ10を狙って走行していたが、ポル・エスパルガロに阻まれてリズムを崩してしまった。なお、ポル・エスパルガロは決勝レースで3グリッド降格処分となる。
ポルの行動は理解出来る
マルク・マルケス
「外から見ると一体ポルは何をしているんだ？と思うかもしれませんが、レースから長いこと離れていると、こういうことは起きてしまいます。ですから100％理解出来ます。トラックで走っていないと、他の選手をどう参考にすれば良いか掴むことも出来ませんから。レーシングラインでスロー走行してはいけないルールはその通りですが、今回のケースは仕方ないでしょう。」
「今日は多くの作業を実施していました。2種類の異なるエアロパッケージの作業があったので精神的にとてもタフでした。新しいエアロではライディングスタイルを大きく変える必要がありますが、このようなサーキットでは明らかに改善される部分があるので、ここでは使い続けるつもりです。」
「しかし他のサーキットではどうか試してみる必要があります。午後のセッションの終盤は懸命にプッシュしてラップタイムを向上させたんですが、残念ながら最後のファステストラップを失ってしまいました。明日は目標はエアロパッケージを理解して、何が可能かを見ていきます。」
（Photo courtesy of HRC）