オーストリアGPの決勝レースでも優勝を飾ったフランチェスコ・バニャイア。今回もスタートを完璧に成功させて、スタートに強みがあるKTMを抑え込んで独走状態を築いた。ライバルに劣る部分をこの短期間で改善してくるDucatiの技術力には脱帽だが、それを完璧にレースで結果として出してくるフランチェスコ・バニャイアの安定感もまた素晴らしいものだ。

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スタートは昨日より難しかった

フランチェスコ・バニャイア

「スピード、コンスタントさという意味である意味完璧なレースでした。走行ごとにフィーリングを磨いていってスタートも本当にうまくいきました。昨日はひたすらいプッシュするレースでしたが、今日はコンスタントに走行することが重要でした。スタートは昨日よりも難しかったですね。路面はより滑りやすくなっており、タンクも満タンですし。その中でも完璧な仕事が出来ました。エンジニアには本当に感謝ですし本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思います。」

「昨日、今日も素晴らしいスタートでしたが、完璧に集中していました。昨日時点でもフロントタイヤの空気圧が危険な状態でしたから、とにかく良いスタートを成功させて前で走ることが重要でした。今日はフロントの空気圧よりもリアのスピンに苦労していました。今日はコンスタントにしかしプッシュして走行していましたが、集中力を失うとミスをしてしまう状況でした。残り3周の時点で、あとはもうプッシュするのではなく、コンスタントにしっかりと走行をすることを心がけました。」

「今日はVR46ファミリーとして素晴らしい結果でした。皆常に一緒に競い合っている仲間ですからね。今日はこの後、皆でお気に入りのレストランで食事をする予定です。楽しみですね。」

(Photo courtesy of michelin)