レザースーツのジッパーが開いてしまう、レース終盤の脱水症状などトラブルに見舞われたホルヘ・マルティンだが、ファビオ・クアルタラロを最後に抜き返して、貴重な20ポイントを獲得した。レザースーツはすぐにジッパーを閉めたことでペナルティーはなしとなったが、そもそも選手にとって危険なほどの気候で開催されたインドGP。来年も公式ではない暫定カレンダーには10月開催のインドGPが入っているようだが、もう少し開催時期を後ろ倒すするなどの配慮が必要だろう。[adchord]
レース後は脱水症状になってしまった
ホルヘ・マルティン
「今日は150%の力を振り絞って走りました。今日はミディアムリアを選択したんですが、正しい選択ではありませんでした。ペースの維持もそうですが、ペッコについていくことすら苦戦していました。レース後は脱水症状になってしまって自分の足で立つことが出来ませんでした。サーキットドクターが助けてくれて表彰台に登ることが出来たくらいです。」
「日本に向けてもそうですが、しっかりとポイントを挽回出来たことが嬉しいです。レザースーツが開いたのはペッコが転倒した後だったと思います。しっかりと閉じていなかったようで、自分でジッパーを閉め直す必要がありました。」
「残りの5周ほどは本当にタフでファビオとのバトルはクレイジーでしたね。重要なポイントを獲得出来たと思います。最後は脱水症状があって集中を欠いてしまいました。ファビオに抜かれてしまいましたが、20ポイントを獲得することが今日はとても重要でした。」
「チャンピオンシップはまだオープンな状況です。日本はDucatiにとって良いサーキットですし、自分も良いレースをしてきています。しっかりと優勝を狙っていきます。」
(Photo courtesy of michelin)