マルク・マルケスにとっては2023年シーズにおいて、今回のレースが初の決勝レースでの表彰台となった。ホンダのホームサーキットでの表彰台とはなったものの、レイコンディション、かつフルディスタンスでのレースではない。このDucatiへの移籍が囁かれている状況だが果たしてどうなるか。
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ウェット路面でのペースは自分が上だった
マルク・マルケス
「シーズン初めての決勝レースでの表彰台は嬉しいですね。それに今回はホンダにとってホームサーキットですし、多くの関係者がいる前での表彰台獲得でした。ホンダにとっても本当に重要な結果でした。レース前に雨が降り出した時に、今日はもう一度、表彰台獲得を狙って挑戦しようと思ったんです。インドでは表彰台を狙っていたものの不可能でしたからね。」
「今日の状況ではバックストレート時点でフロントの選手のタイヤもかなり濡れていましたから、ピットインすぐにすべきだと思いました。トップグループで走行している時は前の選手がピットインしたら同時にしないと駄目です。ウェットタイヤでも序盤はかなりセーブして走行していましたが、実際はペッコ、マルティンと比較して自分のペースのほうが速かったですね。立場上も彼らは多くを失いますが、自分は失うものは何もない状況でしたし。」
「こういったレースでは良い形でレースをコントロールして、マネジメントするのは簡単ではありません。しかし、フロント2人ともドライ、ウェットでも良い走行をしていましたし、良い流れの中で走行していますした。こういったバトルを終盤戦で出来るのは嬉しいですね。」
(Photo courtesy of michelin)