マーべリック・ビニャーレスは序盤、凄まじいペースで走り続けるホルヘ・マルティンに何周かついかいくことも出来たが、レース全体を意識して自分のペースを維持して走行したと語る。終盤はペッコを追いつつもファビオを抑えきって2位を獲得した。

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ホルヘのペースではリアタイヤが終わってしまっただろう

マーべリック・ビニャーレス

「まだ足りない部分がありますから全力でレースに挑む事が重要でした。スピードを発揮出来ていますが、タイヤを温存することに関して苦戦している状況です。作業が引き続き必要ですが、良い結果を出し続けて行く必要があります。」

「Ducatiのスタートダッシュは本当に凄いですが、重心がかなり低いので、それが理由なんでしょう。しかしアプリリアは今、シャーシを変更しつつある状況ですから、こうした事が出来ずにいます。来年に改善できればと思っています。」

「ホルヘの転倒の理由はわかりませんが、ソフトタイヤがあのリズムでの走行には耐えられなかったのかもしれませんね。5周か6周ならホルヘについていくことが出来たと思いますが、そうしたらリアタイヤが終わってしまっていたでしょう。」

「あのペースでの完走は無理だとわかっていたのでスローダウンして走行することにしたんです。しっかりと結果を出すという目標がありましたから、リアタイヤに無駄に熱を加えないようにしていたんです。」

「終盤はファビオを抑えるためにブレーキも深くまで突っ込んでいましたし、良い走りが出来ていました。出来る限り正確に走ろうとしていて、ベストに近い走りが出来たいたと感じています。」

(Photo courtesy of michelin)