練習走行からスピードを発揮していたアプリリアだったが、決勝レースでは優勝争いに絡むことはできず、マーべリック・ビニャーレスが最終的に6位で完走した。なお、チームメイトのアレイシ・エスパルガロはレース序盤に転倒に巻き込まれ左腓骨上部にわずかに骨折が認められている。なお、アレイシ・エスパルガロはフランコ・モルビデッリとのトラブルで6ポジション降格ペナルティーを受けているため、出走できるとしても6列目スタートになる。

可能な限りの結果を得た

マーべリック・ビニャーレス

「良いスプリントレースでバニャイアと競うことができればと思っていました。実際、似たペースでしたが、レース中ずっと彼の後ろにいたことで、RS-GPのどの部分を改善する必要があるかを理解することができました。」

「また、グリッド後方からスタートすることで序盤ラップで多くの時間を要しました。これは 2024年に改善する必要があるもう一つの領域でしょう。これはレース結果に大きく影響する部分ですからね。」

「今日はバイクの感触は良かったですし、可能な限りの最大の結果を得たと思います。明日は、ラップ数が2倍になり、タイヤマネジメントがさらに重要になります。」

(Photo courtesy of aprilia)