ホンダに11年間在籍したマルク・マルケスは2024年にGresini Ducatiチームで参戦するが、これをホンダにとってもマルケス自身にとってもWin-Winの決断だと振り返る。マルケスにとっては競争力を再び感じて走ることが重要であり、ホンダにとっては開発に資金をより投入できることが重要という考えだ。こういったマルクの考えを聞くと、将来的にホンダに戻る可能性も十分にあるのかと思える。

マルク・マルケス

「ホンダとの関係は常に良好で互いにクリーンでした。11年間ホンダと共に成功してきたと思っています。今回の移籍の決断に関しては互いにWin-Winの決断だったと思います。自分はチャンピオンシップをリードしているバイクを操縦することが出来ます。」

「これは優勝を目指すというわけではなく、競争力を感じ快適に走行し、いくつかのレースでトップ争いを行うというものです。自分に支払っていた契約金もホンダは開発に活かすことが出来ます。自分はこのチームで快適に感じて走行をすることが出来ます。」

「ホンダにとって重要なことは自分に支払っていた契約金をすべて開発に注ぎ込むことだと思うんです。ホンダはホンダですから、自分がいようがいまいが、必ず返り咲きますよ。自分はそう信じています。」

(Photo courtesy of michelin)