Ducatiでの初表彰台を獲得

ホンダからDucatiに移籍したマルク・マルケスのスピードはシーズン開幕から発揮されていたが、ついにマルク・マルケスが表彰台に戻ってきた。予選は8番グリッドと失敗していたものの、序盤に大きく順位を回復。終盤のマルティンへのアタックは、全盛期のマルケスの動きを思い出させるアグレッシブかつ鋭いオーバーテイクで、今後のトップ争いを大きく期待してしまう走りを見せてくれた。

マルク・マルケス(スプリントレース2位)

「スプリントレースではありますが、Ducatiでの初表彰台ですから嬉しいです。土曜日全体としては満足出来ていません。予選と練習走行で失敗があったことで8位グリッドからのスタートでした。これが大きな足かせになりましたけど、週末全体ではスピードを発揮出来ました。オーバーテイクでもカタールよりもフィーリングが良かったです。」

「ターン5は昨日は転倒しましたけど、今日は転倒せずラッキーでした。まだDucatiの挙動を把握する必要がありますが、理解には至っていません。転倒につながる挙動をいかに避けるかが重要です。明日もターン5は注意が必要ですね。ターン5でオーバーテイクも仕掛けましたが、これはあのターンでのブレーキングが強力だからで、それもあってミスも起きやすいんです。」

「Ducatiに移籍したことは正しい選択だったと思っています。ホンダからの移籍を決断した時も正しい選択だと思っていましたが、今は再びレースを楽しむことが出来ています。」

(Photo courtesy of Gresini)