アプリリア移籍後の初優勝

マーべリック・ビニャーレスは体調不良を抱えた週末であったものの、アプリリアでの初優勝を飾った。決勝レース、スプリントレースのいずれであっても、ヤマハから移籍して苦労を重ねてようやく手にしたアプリリアでの初優勝となった。このレースがトリガーとなって、今後のレースでもさらにトップポジションに向上的に絡んでいきたい。

マーべリック・ビニャーレス(スプリントレース優勝)

「非常に困難な瞬間からもベストな瞬間は訪れますね。金曜日にバイクのバランスを変えてフィーリングが改善しました。バイクがより安定するようになりましたし、よりプッシュ出来るようになりました。まだ2024年型のバイクの改善は必要ですが、完璧ではないものの競争力は上がりました。」

「アプリリアで優勝出来たことは本当に嬉しいですし、安心しました。毎日自分を支えてくれている妻に何よりも感謝します。自分が出来ることを妻はわかってくれていますが、それが出来ずにいましたから。」

「アプリリアと自分にとっても優勝が出来て安堵しました。今日はスタートも上手くいったんですが、ターン1でリアデバイスのロックが解除されず、ミラーに抜かれてしまったんです。明日はまた優勝を狙っていきます。良い仕事が出来ればトップで走り続けることが出来るでしょう。」

「明日のフルレースでも優勝を狙っていきますが、明日の優勝を狙っていくことよりも、今日のアプリリアでの初優勝という事実が嬉しいです。これがスプリントでも決勝レースでも変わりません。自分にとってもチームにとっても素晴らしい結果です。」

(Photo courtesy of aprilia)