アレイシ・エスパルガロは複雑なスタートで集団に飲み込まれ、最初のブレーキングポイントでの接触が原因で複数のポジションを落としたが、果敢な追い上げで7位でレースを終えた。
今回はマーべリック・ビニャーレスの優勝が注目を集めたが、惨憺たる状況だったアプリリアをここまで牽引したアレイシ・エスパルガロの功績は大きい。ヤマハで泥沼の状況だったビニャーレスに声をかけて救ったのは、スズキ時代にビニャーレスを弟分として可愛がっていたアレイシであり、今回のマーべリック・ビニャーレスの優勝はアレイシがアプリリアで道を切り開いたおかげであった事は知っておくべきだろう。
ペースとしてはトップ5で戦えるはずだった
アレイシ・エスパルガロ
「レースペースはトップ5で戦えるはずでしたが、スタート時の接触で14位まで後退しました。十分に競争力がなかったにも関わらず、結果には満足しています。バイクはうまく機能し、マーベリックがそれを証明しました。彼とアプリリアのために嬉しく思います。自分達にとって素晴らしい1年になると思いますし、確実に楽しい時を過ごせるでしょう。」
(Photo courtesy of michelin)