世界スーパーバイク選手権（WorldSBK）の950回目のレースである、オランダラウンドでは、レース中盤に降った雨が複雑な状況を生んだが、トプラック・ラズガットリオグル（ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team）がTTサーキット・アッセンでの初勝利を達成。9番グリッドからスタートしたトプラック・ラズガットリオグルだったが、すぐに表彰台争いに加わり、現役チャンピオンのアルバロ・バウティスタ（アルバ・イット・レーシング – ドゥカティ）との激しいバトルを繰り広げた。
トプラック・ラズガットリオグルは6周目にガードナーを抜いて2位に進出。7周目にはラズガトリオグルはブレーキングで1位ポジションとなった。8周目に雨が降り始め、白旗が掲げられライダーはタイヤ交換が可能となったが、直ちにピットに入る者はいなかった。
バウティスタは9周目に素晴らしいパスでラズガトリオグルを抜き返し、1位を取り戻すしたが、雨が激しく降り始めると、ガードナーのヤマハマシンがペースを上げ、最終シケインでバウティスタを抜き先頭に立ちバウティスタは2位となる。
トプラック・ラズガットリオグルは16周目にバウティスを抜くが、ガードナーが二人に迫る展開が続いた。残り4周でギャップが少し広がったが、全体的に接戦が続いた。トプラック・ラズガットリオグルは最後にわずかにリードを広げ、WSBKシーズン3勝目、そしてBMWとしてはオランダの会場での初勝利を手に入れた。
バウティスタは2位に入り、表彰台獲得回数を96回として、チャズ・デイビスを追い越して歴代リストで3位に浮上した。また、ガードナーはこれが初の表彰台獲得となった。
4位はイアンノーネ、5位ロカテリ、6位サム・ロウズ、7位エガーター、8位ブレガ、9位ファン・デル・マーク、10位ビエルヘとなった。
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