自分の戦闘力が戻ってきている
マルク・マルケスはレースでの転倒にも関わらず、そこから得られた学びと自信の増加を強調した。ウェットパッチに気付かずに発生した転倒となった、実力は取り戻しつつあると感じている。現在はチャンピオンシップのことを考えずに、自分のプランに従って進んでいると語った。
マルク・マルケス
「もちろん転倒は残念ですがミスから学習していますし、どんどん最高の状態に近づいており、これが自信になります。今日は自分も含め多くのライダーが転倒していますが、ウェットパッチもありましたし難しいコンディションでした。最も重要なのは自分が戦闘力を取り戻してきていることです。」
「ターン9にウェットパッチがあったことは気づきませんでした。完走後に再度確認したところウェットパッチのサイズは20センチ程度でしたが転倒するには十分です。いずれにせよ明日のレースに備えます。チャンピオンシップについてはあまり考えていません。今は自分のプランがうまくいっています。」
「まずはトップのポジションで安定走行していくこと、そこからリスクを少し取っていき、優勝を争うことですが、今はまだ安定した走行ができていませんから、上位での安定した走行を続けていきます。もちろん5位程度であれば安定して走行ができますが、目標はそこではありません。いずれにしてもプラン通りに進行していますよ。」
「終盤にジョアン・ミルとの接触がありました。彼は自分がイン側に来ているのを知っていたでしょうが、アウトはウェットパッチがあって避けようがなかったんでしょう。あれは自分が後ろからインに入ってしまったのでポジション降格のペナルティは当然です。」
「明日のロングレースはタイヤのグリップレベルがどうなるか注意が必要でしょうね。マルティン、ビンダー、ビニャーレス、バニャイア、アコスタあたりが強敵でしょう。」
(Photo courtesy of Gresini)