オーストリアGPを11位で終えたイアンノーネ選手によると、ブレーキング面で大きな改善を遂げたようで、タイヤのレース後半のグリップ低下に関しても解決策らしきものは見えているとのこと。時間はかかりそうとのことですが、期待しましょう。
オーストリアGP11位 アンドレア・イアンノーネ
「自分にとって今週はずっとポジティブでした。最終的な順位は満足のいくものではありませんでしたが、結果を改善することが出来、ギャップを縮めることが出来ました。週末の中で自分達が望む競争力に近づくことが出来ました。レースではさらに苦戦するとわかっていましたが、タイヤのパフォーマンス低下に苦しみました。ただ作業を続けていますし、スズキからのポジティブなフィードバックもありました。解決策は実行可能な内容なのですが、自分達が望むほどすぐに可能なわけではありません。ですから引き続き作業が必要なんです。自分一人ではなく、皆で解決策を探しているのは理解しています。これは本当に嬉しいことで、自分もスズキに相応しい結果を得るためにベストを尽くします。」
「自分達は忍耐強く作業を続ける必要があります。ただ、過去2戦に関しては多くを学びました。オーストリアではタイヤのグリップ低下に苦しみましたが、エレクトロニクス面、シャーシのセットアップでこれを解決出来るかもしれません。またブレーキングに関してもかなりの改善が見られました。これは自分にとっては非常に重要なポイントです。これはつまり自分達は少しづつではありますがトップに近づいているということです。」
(Photo courtesy of michelin)
<suzuki racing プレスリリース>