転倒に悔しさ露わ

フランチェスコ・バニャイアはレースをコントロールできると考えていたが、明らかにペースが上がらず、ウォームアップでもリアを失った最終コーナーに似た状況がレース中のターン13で発生し、リアタイヤの性能が15周目を過ぎてからようやく機能し始めたと振り返った。タイヤに起因すると思われるトラブルで結果を残せなかったことに怒りを感じていると語った。

フランチェスコ・バニャイア

「スタートの後にレースをコントロール出来ると思っていましたが、加速のたびにホルヘ・マルティンが背後にいる状況でした。ウォームアップで最終コーナーではリアを失いましたが、レースではターン13で同様にリアを失いました。なぜかリアタイヤが機能し始めたのが15周経過してからでした。」

「何かがおかしかったと思います。フロントのフィーリングもなくてブレーキングでフロントを失ってしまいました。コーナーの18mか20m手前程度のブレーキングで通常と同じでした。すべてがおかしかったですが、過去にも2回ほど同じようなことがありました。」

「ハードに作業を続けてきましたから、本当に腹立たしいです。自分たちのコントロール外の部分での転倒ですからね。3位表彰台を獲得出来るところでしたからね。こんなことが世界選手権で起きてしまっていいはずがありません。」

「チャンピオンシップに関してはまだわかりませんが、全レースで優勝を狙っています。明らかに自分たちが最速ですから。引き続きいつものように作業を続けていきますが、時には運に見放されることがあります。」

(Photo courtesy of michelin)