順位よりスピードに満足すべき

クアルタラロはレース序盤、気温が高い中でリアタイヤの温度がなかなか上がらず苦戦。13位まで後退するも前方のライダーに追いつこうと全力を尽くした。前方ではファビオ・ディ・ジャンアントニオ、マルク・マルケスのリタイアなどもあって順位を上げ、ブラッド・ビンダー、ヨハン・ザルコを抜いた後にエネア・バスティアニーニの転倒もあって7位でレースを終えた。

ファビオ・クアルタラロ

「週末を通して、リアのミディアムタイヤを早く温めることができませんでした。レース序盤に多くの時間をロスしましたが、ペース自体は良かったです。フロントにハード・ミディアムを選び、ブレーキングもかなり遅らせてオーバーテイクできましたが、結果には満足していません。」

「それでも、前のライダーに近づけたのはポジティブな点です。レースごとに少しずつ改善しており、2戦連続でQ2に進出し、P7も2回連続で取れたので、良い方向に向かっていると思います。順位よりもスピードを重視すべきで、今日のスピードには満足しています。」

(Photo courtesy of yamaha)